☆「写真を撮ること」とは?
こんにちは!あんずです。
突然ですが…
皆さんは、例えば知人の方と写真を撮る時、どんなことを意識して
被写体となる家族や友人が"笑顔かどうか^^"でしょうか。
はたまた"目をつぶっていないか"でしょうか…。笑
それももちろん大事ですね。
ですが、その点はもちろんのこと、私は "何を切り取るか" に重きを置いています。
一体どういうことでしょうか?
以前大学の講義で書いた、私のレビューの言葉を紹介しながら、"
「(今回の講義で説明のあった)『絵を描く際には足していく、写
そのように考えると、絵は無からの創造、写真はものがあることを
絵は何かを足さない限り、表すことにはならず、作品たり得ない。
しかし、写真を撮る際はどんな状況であっても写真を撮るという動
そのことに気づいたと同時に、撮影する際に何がフレーム内に存在
これがレビューに書いた文章です。
長々と書いてありますが、
要するに…
「絵=足していく、"無からの創造"
写真=減らしていく、"もの(被写体)が有ることを前提とした創
なので、
→写真を撮る際は、"フレーム内の被写体"に意識を向けることで
→"受け手(写真を見た人)は何を写真から読み取るか"を、撮影
ということです。
つまり、写真の枠内に"何が写っているか"を意識したい、という
これを応用するなら、
例えば写真を通して訴えたい事柄によって、
何を写し/何を写さないか
を変える意識を持つこと。
また何をどこに配置するか、考えること。
そんなことに気をつけられそうですね。
~撮影例「アジサイ」~
↑ 2つのアジサイ。
2つだけ切り取ったので、アジサイに視線が引き寄せられる。
「2つのアジサイ」が強調される。
↑ 複数のアジサイ。
花がいくつもあるので、視線がバラバラになる。
アジサイが「いくつもあること」が強調される。
日常を切り取る、そんな瞬間に工夫出来る"意識のアイディア"で
皆さんもちょっとした"切り取る意識"をしてみてください!