演奏会に出ました♪

こんにちは!あんずです。

 

先日、演奏会に出演しました!!!

チェロを2年ぶりに弾きました。

 

今回は、その様子をお届けします♪

 

○出演のきっかけ

以前から教わっていたチェロの先生に誘っていただき、今回の出演が叶いました。

 

その先生には、長い間お世話になっています。

 

なんと、チェロを始めた中学1年生から習っているのです!!!

 

たまにブランクはあったものの、

中学、高校、大学、社会人…と教えていただいています。

また、私の結婚式でも生演奏をお願いし、披露宴の間ずっと演奏していただきました。

 

恩師です。お世話になりすぎ。笑

 

そんな先生から、せっかくの機会をいただいたので、参加しました。

 

○久々の演奏会

先に書いたとおり、今回の演奏会に至るまで、2年間もチェロを弾いていませんでした!

長いブランク。。。

弾き始めは、なかなか感覚が戻らず、苦労しました。

 

 

○曲目

ゴルターマンの2つのサロン風小品です。

チェロの四重奏。

チェロ4本で、それぞれのパートを弾きます。

 

チェロの音域だと、メロディーも、ベースも弾けます。

なので、四重奏にしても、とっても聴き心地が良いです。

 

 

○四重奏メンバー

私以外の3人は、みーんな年下!

5歳くらい下かなぁ。

若いみなさんのパワーに支えられての演奏でした!笑

そしてみんな女性です。4姉妹(⁈)で頑張りました。笑

 

ここで、1人1人簡単に紹介しますね。

 

・第1パート: 先生の教え子。

このパートはメロディ。かなりの高音でしたが、いつもきれいな音色で弾いてくれました。

普段から色んなオケで活躍しているらしく、さすがでした!

 

・第2パート: 第1パートの子のオケのお友達。

最初このパートは募集中で、いなかったのですが、第1パートの子が連れてきてくれました。

なので、途中から参加!

なのに、上手!

低音から高音まで、かなり広範囲の音域パートでしたが、こなしてくれました。

 

・第3パート: 私です。笑

このパートは、第1・第2パートとのハモリが多くあり、きれいにハモれると嬉しかったです。

ただ、1人で弾くと全くちがう曲に聞こえる。。

 

・第4パート: 先生の娘さん。

低音を担当してくれました。

安定感があって、いつも頼りにさせてもらってました。

練習でも積極的に発言して、演奏を良くしようとしてくれる 頼もしさ。

当日は、司会もこなしていました!

 

 

○当日までの練習

5月から約4か月間、練習しました。

 

その間、毎月1回の合奏練習がありました。

場所を借りて、みんなで合わせる練習です。

 

4回くらいしか合わせる機会はなかったけど、回を重ねるごとにどんどん息が合っていく実感がありました。

自分たちで演奏しながら、自分たちも心地よい感じ!

この合わせが楽しくて、仕方ありませんでした。

 

ただ、個人練習がしんどかったです。笑

"合奏の楽しさのために、個人練も頑張ろ〜"と思うものの、苦痛で仕方なかった。笑笑

個人練も楽しめるようになれたらなぁ。。。

 

 

○自分の課題

課題①とにかく、音程!

チェロは音程を取るのが難しいです。

バイオリンなど、他の楽器もそうですが…。

 

なぜならば、"弦のどこを押さえたら、どの音が出るか" 、がわからないからです。

 

印がない!

 

例えばギターとかだと、指板という指を押さえるところに印が入っています。

また、ピアノなどは "ド" の鍵盤を弾けば、"ド" の音が出ます。

 

でも。

チェロは、印がないんです〜泣

だから勘で弾くしかないのです。

何度も練習して、だいたいこの辺!というところを、"感覚で" 弦を指で押さえて、弾いています。笑

ほんと難しい楽器だこと!笑

 

その感覚がとにかく掴めなくて、なかなか音程が合わず。

練習に練習を重ねました。

 

課題②メロディラインを出す。

まさかの、第3パートでもメロディラインがありました!

ハモリですが。

 

メロディは、曲の中でも目立たせる必要があるので、大きな音で弾きます。

 

こう書くと簡単ですが、大きな音を出すのは、苦手なのです。

というのも、大きな音を出すには、腕の力が必要。

私、実はひょろいので、パワーがありません。笑

が、なんとか頑張りました。笑

 

あと大きな音を出すには、

・弓をたくさん使う

・弓を弦にしっかり当てる

・左手で弦をしっかり押さえる

などがあります。

 

意識することだらけですね。

それを懸命に練習しました!

 

 

○私たち4人の課題

課題①曲の入りや、テンポの変わり目を合わせる

合わせないとずれてしまう大事な箇所なので、時にはブレス(息つぎ)を使ったり、お互い見合ったりしながら、合わせる練習をしました。

 

課題②強弱や弓順(ゆみじゅん)を揃える

強弱はみんなで揃えないと、音の大きさがバラバラになってしまうので、特に気をつけました。

 

また、弓順を揃える。

弓順とは、弓を右に動かしながら弾くか(ダウン)、左に動かしながら弾くか(アップ)、

その順番のことです。

 

ちがうパートでも、同じ音の動きをしている場合は、同じ動き(弓順)にした方が良いです。

見栄え、聴こえ方が良いからです。

 

"ここ同じような動きしてるね!"となれば、話し合って弓順を同じにします。

それを1つ1つ合わせていきました。

 

課題③メロディを際立たせる

今回の曲には、メロディが色んなパートに次々とうつっていく所がありました。

メロディを目立たせるためには、

・メロディを大きく出す

・メロディ以外は控えめに弾く

ことになります。

 

"ここでは誰がメロディか?"を確認しながら、音の大きさを調整していきました。

 

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○当日〜リハ〜

午前中リハ

午後本番 、でした。

 

リハはお客さんがまだいないため、あまり緊張しませんでした。

ただ、普段の練習場所と音の響き方がちがい、少し戸惑いました。

音がすーっと吸収されるようで、自分の音も含めてみんなの音が聴こえにくい感じが。

聴こえづらさから、弾くのが難しいなという印象がありました。

 

 

○当日〜本番〜

大きなトラブルやミスもなかったです。

ホッとしました。

今回のホールは、50名ほどが入るコンパクトな会場でしたが、すぐに満席になりました。

演奏者とお客さんの距離がかなり近く、お客さんの演奏に対する反応がわかりやすかったです。

 

 

○自分たちの演奏の感想

演奏していて楽しかったです!

一体感が生まれた感じがしました。

 

ちょっとしたミスはあったものの、いつも通り演奏出来たと思います。

お客さんも心地よさそうに聴いてくれているのがわかり、安心しながら演奏出来ました。

 

ただ、お客さんが入ってくださったので、観客の皆さんに音が吸収されて、リハ以上に響きにくい感じがして、弾くのが難しかったです。

 

それにも関わらず、珍しく、演奏後は満足感たっぷりでした!

いつも反省ばかりの演奏になるので、珍しい!笑

 

 

○ほかの人の演奏について

一言で言うならば、良い刺激を受けました。

 

チェロの演奏は、どの曲も聴き入ってしまいました。

チェロを弾く姿勢、弓の動かし方、強弱などの表現…

どれをとっても、自分はどうだろう?こんな風に弾きたい!と思う演奏ばかりでした。

チェロは音程を取るのが難しいけれど、やはり音をきちんと取ることが肝になる、と実感しました。

 

チェロの先生2人による、二重奏もありました。

曲は、マイケルジャクソンの「スムースクリミナル」。

そんな弾き方もあるんだ!とチェロの可能性の大きさに、びっくりするばかりの演奏。

素敵でした!

 

 

また、ピアノの演奏もあったのですが、楽器はちがえど、曲の作りあげ方など参考になりました。

 

この曲は知ってるけど、こんな風に仕上げたんだ…!

間の取り方がうまいな…!

強弱のつけ方がスムーズ…!

などなど。

 

自分の演奏にも生かしていきたいと感じました。

 

 

○トータルの感想

楽しかったです!

(小さい子の感想みたい。笑)

 

合奏ってこんなに楽しかったんだな〜って思い出せた良い機会でした!

 

 

一緒に弾いてくれた3人。

教えてくださった先生。

実家で練習させてくれるなど、協力してくれた家族。

聴きに来てくださったお客さんたち。

 

皆さんに感謝です!

 

チェロを続けてきて、本当によかったな〜と思います。

続けたおかげで、音楽を通じて色んな人と出会うこともできました。

一緒に弾いてくれた3人も初対面で、今回の演奏会で初めて知り合いました。

 

普段は関わりのない人と出会うことが出来る、一緒に演奏出来る、ステキな機会をいただけて、よかったなと思います。

 

次回以降の演奏会に出るかは未定ですが(笑)

また機会があったら参加したいです♪